「PIX-MT100」を2年間使った話
はろーさいさい。
今日は株式会社ピクセラのLTE対応USBドングル「PIX-MT100」を使い始めてから2年経過したのでレビューする。
[目次]
「PIX-MT100」について
ピクセラ LTE対応USBドングル ホワイト PIX-MT100
- 出版社/メーカー: ピクセラ
- 発売日: 2016/06/17
- メディア: Personal Computers
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この製品の特長はUSBのACアダプターに指すことで無線LANのアクセスポイントとして利用できる。バッテリーを気にする必要がなく接続し続けることができるのがモバイルルーターとの違いだ。
通信料を節約したい
格安SIMが話題になり始めたころキャリア変更を考えたが、Apple Watch のcellular契約に対応していなかったので変えられなかった。
プランは「auピタットプラン」(現在は旧ピタットプラン)で1GBごとの従量課金プランを選んでいる。旧ピタットプランは開始1,700円、以降1GB/1,000円、翌月繰り越しなしのプランだ。
使った分だけ支払う仕組みだが、格安SIMが3GB/1,000円くらいで提供されていることを考えると割高に感じる。
そこで「PIX-MT100」と格安SIMで通信料の節約を考えた。
仕事はデスクワークで固定の場所から動かないため、モバイルルーターではなくAC接続した「PIX-MT100」ならばバッテリー残量を気にすることなく常時接続できる。
SIMはドコモ系のみに対応しており、僕はOCNモバイルONEのデータ専用SIM(マイクロSIM)でプランは3GB/月を選んだ。
誤算、Wi-Fi故の大量消費
しかしWi-Fi接続のため、iPhoneの更新や自動バックアップが始まってしまうと大量にデータを消費してしまう。3GB/月のプランだが月末に通信制限になってしまうことが度々あった。
Wi-Fi時の挙動は設定次第だが、バックアップは自動で行われるのが良いので、悩ましい。
iPhone11への買い替え
iPhone 8からiPhone 11へ買い替えたため、物理SIM+eSIMのDSDSが使えるようになった。そしてiPhone 11のSIMロック解除、eSIMプランの登録を行い7GB/月のモバイルデータ通信を確保できたたため「PIX-MT100」を使う必要がなくなった。
「PIX-MT100」の役目は終わり
「PIX-MT100」の役割はIIJmioのeSIMプランに代わったため、使わなくなった。差さっているマイクロSIMも他に使う機器がないので解約した。
仕事は基本的にデスクから動かないが、離席の際にWi-Fiを切断しないと微弱な電波を掴みつづけて通信ができない時がある。
通信料の節約で導入したモバイルルーターだが、Wi-Fiにより通信量が増えて使いにくくなる。
Wi-Fiは自宅の光回線のみとし、通常はモバイルデータ通信のみとするのが自分の運用に適していると感じた。
今回のまとめ
- 「PIX-MT100」はUSB充電器で常時駆動できる。
- データ通信のプラン次第では固定回線の代わりになる。
- Wi-Fi接続はデータを大量に消費してしまう恐れあり。
- モバイル端末であれば単体で完結するほうが管理が楽。
メリットを活かせればアリだけど、僕にはナシだった。